【セラピスト必見】失敗しないCBDメニューのサロン導入方法【後編・人気メニューの作り方】
最近美容やファッション雑誌でもよく見かけるようになったCBD。話題の健康美容成分であるCBDを使用したトリートメントや施術を受けたい方も増加傾向にあります。そこでサロンや治療院を経営する方に向けて、CBDを導入する際のよくある疑問点、CBDの安全性やクライアントに勧める際の方法、製品購入の際の注意すべき点やオススメの製品についてご紹介していきます。
本記事は、前編・後編に分かれております。前回の記事はコチラからご覧いただけます。
後半にあたる今回の記事では
☑どんなCBDメニューが人気が出るか
☑サロンや治療院で使用するのにオススメのCBDや購入方法
が分かるようになっています。
本記事を執筆している私は、ハーブやアロマを本格的に学び、専門資格取得後、大阪梅田の商業施設内で自然療法のショップを経営しております。(※執筆当時。現在は百貨店でのポップアップやイベントを中心に活動しております。)その中でCBDに出会い、多様な疾患への効果に驚き、魅力にのめりこんで学びを深めてきました。
現在は、日本国内で最もCBDアイテムを幅広く販売するCBAMANiAさんの商品を取り扱い、大阪での品揃えはNO.1を自負しています(現在は提携解消しております)。お店はコロナ下でも売上は最高記録になるほどで、CBDは水面下でじわじわと人気が出てきているのを肌感覚で日々感じています。この先、海外のブームに倣い、サロンや治療院でもCBDのブームが来る予感がしています。そこで、いち早く導入したい方のために、役立つ内容をまとめた記事を作成してみました。ご参考にしていただければ幸いです。
CBDを導入して人気が出るサロン&施術メニューとは?
前半記事で、CBDが様々な悩みに幅広くアプローチできることはご紹介してきました。ここからはさらに具体的に、CBDを用いた施術がどのようなサロンや治療院で活用できるかをご紹介します。
CBDを導入して喜ばれるサロン&施術メニュー
現在経営されているサロンや治療院のほとんどの施術メニューの中に、CBDの新たなメニューを組み込むことが可能です。
その理由は、基本的には皮膚にCBD成分を塗布することによって、施術の効果を高めることができるからです。
下記のようなサロン・治療院でよくある悩みに対してのメニュー案をご紹介いたします。
サロン・治療院 | こんな悩みのクライアントに | メニュー |
アロマトリートメントサロン |
心とカラダの疲れ両方を癒してほしい |
アロマCBDトリートメント |
整骨院 |
慢性的な肩こりや腰痛を改善したい | 仕上げのマッサージ |
フット&リフレクソロジーサロン | 立ち仕事や家事による、足のむくみや疲れが抜けない | フットトリートメント |
美容院・ヘッドスパサロン |
考え事のモヤモヤが抜けない、眠りに不安がある |
ストレスフリー快眠メニュー |
スポーツジム・パーソナルトレーニング |
運動のトレーニング後の疲れや、痛みを和らげたい | ワークアウトメニュ― |
エステティックサロン |
ターンオーバーのバランスが崩れ、お肌の荒れに悩む |
フェイシャルメニュー |
鍼灸院 |
漢方や東洋医学によって自然治癒力を高めたい | 仕上げのマッサージ |
ヨガスクール |
心身をリラックスさせ体をやわらかくする |
経口CBDオイルメニュー |
筋膜リリースサロン |
痛い施術の辛さを和らげたい |
CBDオイルによる痛み軽減メニュー |
CBDメニューは、アロマトリートメントと特に相性Good
また特に相性がよい施術メニューは、精油を用いるマッサージやトリートメントを行っているサロンや治療院です。
CBDの体内活性を助ける働きを持つ成分として注目を集めている「テルペン」という物質。これはアロマを学んだ方ならご存知の方も多いとは思いますが、精油に含まれる代表的な香り成分です。テルペンは、CBDと一緒に摂取することで相乗的に働き、成分単体で摂取するよりも高い効果が得られることが確認されています。これを「アントラージュ効果」を呼びます。
つまり、CBDを精油(エッセンシャルオイル)と組み合わせてトリートメントにプラスすることで、それぞれのパワーを増強させ、期待する効果を高めてくれるる可能性があるのです。
特に相性の良いテルペンとされているものは下記が挙げられます。
成分名 | 代表的な精油 |
βカリオフィレン | パイン・クローブ・ブラックペッパー・コパイバ |
リモネン | ベルガモット・モミ |
ピネン | レモン・サイプレス・フランキンセンス |
リナロール | ラベンダー・ネロリ・ベルガモット ゼラニウム・ローズウッド |
ミルセン | ジュニパーベリー |
1,8シネオール(ユーカリプトール) | ユーカリグロブルス・ローズマリー |
ベルガモットやレモン等の柑橘類やラベンダー、ジュニパーベリーなど、普段もボディトリートメントに使用されている精油が多いのではないでしょうか。
これらの精油と組み合わせて、オリジナルのトリートメントメニューを開発すると、クライアントに予想以上の嬉しい変化が見られるかもしれませんね。
サロン・治療院向けのCBD製品の選び方
ここからは製品の形状のご紹介と、それぞれのメリットやデメリットをご紹介していきます。
各種CBDアイテム(形状)のメリットデメリット
施術中や、施術前後の使用に適したCBD製品には様々なタイプ(形状)があります。現在販売されている製品の代表的なものを、下記の表にまとめました。
CBDアイテム | 使用方法 | オススメの利用方法 | メリット | デメリット |
CBDパウダー(アイソレート・クリスタル) | 塗布(キャリアオイルに溶かして)・飲用(食べ物に混ぜて) | マルチに使用できる | 様々なものに混ぜて使える | 混ぜる手間がいる |
CBDオイル |
主に飲用 (一部塗布できる製品も) |
キャリアオイルに混ぜてトリートメントに・施術の前のお茶と一緒に | ・最もメジャーなCBDアイテムであり、薦めやすい ・濃度を調整できる |
施術には向かない希釈オイル(オリーブオイル・フレーバー付など)の製品が多数 |
CBDバーム | 塗布 | 体の痛みのケア | 保湿成分を含む製品が多い。ホームケアにも◎ | CBD濃度の低い製品が多く、効果を体感しにくい |
CBDセラム | 塗布 | お肌のトラブルケア | CBD以外に精油や美容成分を含み、美肌に特化 | CBD濃度の低い製品が多く、効果を体感しにくい |
CBDロールオン | 塗布 | 体の痛みのケア | ウォーターベースで、オイルのようなべとつきがない | すぐ揮発するため、トリートメントには向かない |
どのタイプのアイテムを選ぶのかは、施術の目的と、アイテムのメリット・デメリットを考えながら決めるのが良いかと思います。
個人的には、CBDオイルを、手持ちのキャリアオイルに入れて使用するのが、最も手軽なのではと思います。
CBDオイルの選ぶ時の注意事項
次に、キャリアオイルを用いるサロンや治療院で使用しやすいCBDオイルについて、購入時にチェックするポイントをご紹介します。
希釈のオイルを確認する
CBDがどのようなオイルに希釈されているかで、施術の際のテクスチャー(肌に与える感覚)が大きく変わります。例えば、オリーブオイルは食用としても、肌に使用する化粧品用としても多く出回っていますが、オリーブオイル希釈のCBDオイルは、食べるために精製されたもので、肌への使用には向きません。ココナッツオイルも、食用のものは向かないですが、皮膚を柔らかくする作用があり古い角質を取る効果があります。ココナッツオイルを精製して作ったMCTオイルなどは、肌への浸透も良いのでオススメです。
フレーバーや味がついているものがあるので注意
海外製品が多いCBDオイルには、フルーツやバニラなどの香りがついている製品が多数あり、ボディへの塗布には向きません。ノンフレーバー、または精油(エッセンシャルオイル)入りのものを選ぶようにしましょう。
CBDの含有量と濃度を確認する
CBD製品のパッケージには「CBD〇〇mg」という表示や「〇%」という表示を見つけることができます。こちらはCBDの含有量や、濃度を示すものです。
例えば10mlのCBDオイルに3%という表示があった場合、
そのオイルの中には300mgのCBDが含まれていることを指します。
基本的には濃度が濃くなればなるほど価格は高くなります。
各メーカーのコストパフォーマンスを比較したい場合は
CBDオイル10mlに、CBDが何mg入っているか
を計算してみると良いでしょう。
ほとんどのメーカーが10ml,30ml,50ml,100ml単位で販売されているので、計算はそんなに難しくないはずです。
間違いやすい点として、mlとmgの表記の見落としがあります。
☑オイルはmlで表記
☑CBDはmgで表記
されているので、よく見て購入しましょう。
中には含有量の記載のないメーカーなどもあります。クライアントにCBDの効果を正しく体感・実感していただきたい場合は、適切な濃度を準備できるよう、含有量や濃度表記のあるものを選ぶと良いかと思います。
CBDオイルはどのように購入する?購入の際に気をつけること
ここまで様々な観点からCBDを施術に取り入れる方法をお伝えしてきました。最後に、実際に購入する場合の注意点をお伝えしておきます。
個人輸入のCBD製品をクライアントに使用するのは絶対NG!
ハワイなどでCBD製品を使用して、自分のサロン・治療院でも利用したいと思った方もいらっしゃると思います。しかし、それらを個人輸入して施術・販売を行う場合、かなりの危険が伴います。
例えば、万が一使用したオイルによって、クライアントに異変が生じた際、海外のメーカーに問い合わせることは時間と労力そして、明確な回答を得られるかについても不安が残ります。
また、日本では法律違反であるTHCが含有されているCBDオイルも販売されているため、自分が所持している以外に、クライアントに販売してしまった場合、そのクライアントも罪を問われることになります。
また、オイルや美容液は、国内の食品衛生法や薬事法をクリアしていないものを販売することはNGとされています。
よって、きちんと税関で確認を受け、国内での販売許可を得ている総代理店があるメーカーの製品を使用することを守る必要があります。
お客様の健康のために、と考えて行ったことが裏目に出ないように、気をつけたいところです。
施術にオススメのCBDオイル購入先
こちらを執筆している私自身、様々なCBD製品を試してきましたが、本当に体感はピンキリで、オシャレなパッケージでも効果が感じられないもの、見た目はイマイチでも、抜群に変化を感じられたものなど、たくさんありました。
現在は、楽天ショップや各メーカーのオンラインサイトで購入できますが、含有量の表記でも、効果を感じられないものも多々あり、一度使ってみないと分からないのが本音です。またCBD製品は値段が高いものが多いので、手を出しずらいという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、私自身が使ってきた中で
<含有量><体感><品質><コスト>
を鑑みた場合、セラピストさんに最もオススメのCBDオイルメーカーの製品をご紹介します。
それがorgani(オルガニ) CBDオイルです。
CBD業界を牽引しているカリフォルニアのメーカーであり、organiの名のとおり、全てをオーガニックにこだわり、品質面では安全性・信頼性の高い製品です。
こちらの製品は、ボディに塗布しても、飲用しても使える製品のため、幅広いシーンで使用することができます。
organiCBDオイルは、30mlボトルの中に1000mgのCBDが入っています。濃度は約3.3%です。
ここからは、もうすこし詳しくorganiCBDオイルのメリットをお伝えしていきたいと思います。
organi(オルガニ)CBDをサロンや治療院で使用するメリット
①精油(エッセンシャルオイル)を配合していること
organiCBDオイルの大きな特徴は、オーガニック精油(エッセンシャルオイル)を配合した製品であるということです。上の章でも取り上げたように、CBDは精油の成分と一緒に使用することで相乗効果(アントラージュ効果)を期待できるのですが、この製品はすでに精油をブレンドしてあるので、そのまま使用できます。もちろん香りの癒しやリフレッシュ効果も一緒に楽しむことができます。
②MCTオイルベースであること
希釈(キャリア)オイルは、ココナッツオイルを精製したMCTオイル。MCTオイルは、べとつき感が少なく、サッと肌に伸びるので、他のオイルと希釈しても使用していただきやすいです。
私は頭痛がするときにロールオンボトルにラベンダーのorganiCBDオイルを入れてクルクルと回しつけていますが、本当に痛みが不思議な感覚ですっとなくなるので、手放せなくなっています。またホホバオイルやアーモンドオイルは、こめかみや肩に塗るとべとつきが長時間のこりますが、MCTオイルは吸収が早いので、服がオイルでベタベタになるということもなく使える点が気に入っています。
③品質×コストのバランスがGOOD
organiCBDオイルは、現在6200円(税込)で販売されています。これはオーガニックの品質を担保しながらも、一般の市販CBDオイルと比較しても、ローコストと言ってもよい価格設定。多くの人に知って使っていただきたいという思いが反映されているのかと思います。
④濃度が後で調節できるCBDパウダーも販売
またCBDオイル以外に、アイソレートのパウダーも販売されています。目的に応じてパウダーを溶かし、濃度を調整することができます。そしてこのCBDパウダーも、オーガニック&コストパフォーマンスが非常に◎。パウダーは食べたり飲んだり、様々な用途に利用できるので、施術後のアフタヌーケアにもご紹介しやすいのではなでしょうか。
organi(オルガニ)CBDオイルを使用するデメリット
organiCBDオイルは、ボディに使用する分には、申し分ない製品だと思っているのですが、飲用をオススメする場合、日本では精油(エッセンシャルオイル)を飲用することに抵抗がある方が多いということです。
国内の最も大きなアロマの協会である日本アロマ環境協会(AEAJ)の基準では、精油(エッセンシャルオイル)の飲用を禁じています。さらに皮膚塗布の場合は1%以下に希釈するというルールを設けています。
こちらは協会で定められた独自の安全性のルールなのですが、こちらの協会でアロマの勉強をされた方の中には、不安を感じる方もおられると思います。(実は私もその一人でした)その場合は、無理に飲用はせず、キャリアオイルで約3倍に希釈して使用いただくと、基準値になります。
精油メーカーさんの中には、メディカルアロマとして、直接塗布することを勧める会社もあるので、アロマの世界もCBD同様、様々な見解があると思います。
ご紹介したorganiCBDオイルは、精油の香りも素晴らしく、使っていただいて損のない製品だと感じました。
また初めてラベンダーの精油入りのCBDオイルを飲用してみましたが、とても爽やかで心地よい味でした。organiCBDに出会わなかったら、そのような使い方をすることもなかったと思います。
organiCBDはこちらから購入できます。
CBDメニューを導入をもっと詳しく知りたい場合は
以上が、失敗しないCBDメニューのサロン導入方法でした。
こちらのサイトの内容へのご質問や、製品の取り扱い方法については、LINE公式アカウントよりお問い合わせください。
お読みくださり、ありがとうございました。
一人でも多くの方がCBDと出会って幸せで健康になれることを願っています!